大いなる磁石、地球 |
コルチェスターのウィリアム・ギルバートの著作、
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も し、皆さんが1600年当時のロンドンに住んでいたとしたら、『磁石論』を7シリング6ペンスで購入することが出来たことでしょう。当時の科学界ではラ テン語が使われていたため、この書もまたラテン語で書かれています。この時代に生きていた人々だけが、グローブ座で上演されたシェークスピアの初回公演 を、 お金があればバルコニーに座って、お金がなくてもステージの前に立って観劇するという貴重な特権を享受することができたわけですが、代わりに、夏などはペ ストの恐怖に怯えて過ごさなければならない時代でもあったのです。 |
このサイトでは、1600年当時のロンドンの簡単な紹介も含めて、ギルバートとその著書『磁気論』についてご紹介します。そのほか、
ギルバート以前の時代の、磁気に関する研究についても述べたいと思います。さらに、ギルバート以後現代に至るまでの、地磁気の研究の概観、例えば、
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目次
『磁石論』についての解説記事 (Eos の2000年5月23日号 に掲載された、Stuart Malin と David Barracloughによる解説記事)。 ギルバートの業績についてより深く ギルバートの実験をやってみよう : 誘導磁化の実験 ギルバート以前に磁石や方位磁針について知られていたこと 1600年のロンドン ギルバートから1820年までの磁気学 エールステッドとアンペールによって統一された電気学と磁気学 ロードストーン(天然磁石) ガウスと全球磁場モデル 太陽の磁気活動周期 ダイナモ過程 地磁気の起源 : 地球核内の自励ダイナモ 電磁式磁力計とタバコの害 地磁気の逆転と大陸移動 磁気圏 惑星磁気学 用 語 集 年 表 |
原著者: Dr.
David P. Stern
原稿更新日: 2004年9月23日
翻訳者: 佐納康治・能勢正仁・二穴喜文・永田大祐・家森俊彦
掲載責任者: 家森俊彦
メール iyemori(アットマーク)kugi.kyoto-u.ac.jp
最新更新日: 2008年11月19日