News and Announcements [in Japanese]
地磁気センターニュース


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 地磁気世界資料解析センター News No.115     2009年5月19日
 
 
 
1.新着地磁気データ
 
      前回ニュース(2009年3月30日発行, No.114)以降入手、または、当センターで入力したデータのうち、
  主なものは以下のとおりです。オンライン利用データの詳細は
  (http://swdcwww.kugi.kyoto-u.ac.jp/catmap/index-j.html) を、観測所名の省略記号等については、観測所
  カタログ
  (http://swdcwww.kugi.kyoto-u.ac.jp/catmap/obs-j.html) をご参照ください。
  また、先週の新着オンライン利用可データは、
  (http://swdcwww.kugi.kyoto-u.ac.jp/wdc/onnew/onnew-j.html)で御覧になれ、ほぼ2ヶ月前までさかのぼること
もできます。
 
      Newly Arrived Data
 
        (1)Annual Reports and etc.
                  AQU (2007), SPT, GDZ (2006), NGK (Mar., 2009),
 
        (2)Kp index: (http://swdcwww.kugi.kyoto-u.ac.jp/kp/index-j.html)
                  Mar. - Apr., 2009
 
 
2.当センターの移転とそれに伴うデータサービスについて
 
  前号(No.114) にてお知らせした通り、当センターは建物の耐震補強工事に伴い、2009年5月27-29日に
現在の建物 (理学研究科4号館) から、理学研究科1号館5階北側に移転する予定です。下図にありますよう
に同じ京都大学北部構内ではありますが、やや南寄りで京都市バス京大農学部前バス停からは近くなります。
なお、これに伴う住所表記や電話番号、ホームページやE-mailアドレス等の変更はありませんが、移転に伴
いホームページサービスの停止等、一時的にデータサービスが滞りご迷惑をおかけすることを予めご了承願
います。
 
  
     
 
 
 
3.着任のご挨拶
 
     この度、地磁気世界資料解析センターに特定研究員(特別教育研究)として着任いたしました、小山
幸伸と申します。私は地磁気分野の出身では無く、奈良先端大での大学院生時代は、並列計算機や分散データ
ベースを用いた物性理論研究、京大エネルギー科学研究科のCOE研究員では、エネルギー、環境、経済を取り
扱うエネルギー経済の研究、国立天文台では、南米チリの標高5,000m地点に80台の電波望遠鏡群を建設運用
する国際プロジェクトALMAのコンピューティング・チームの一員として従事しました。ここでは、日本で電波
望遠鏡制御・信号処理プログラムの開発・テストを行った以外に、チリ現地へも度々足を運び、電波望遠鏡の
鏡面精度や光学ポインティング性能に関する試験に参加したり、計算機群の立ち上げなどに従事しました。
 
 
 
                
              <ALMA電波望遠鏡>                               <サボテン>
 
 
 
 
 
 
 
 地磁気センターにおける私の主業務は、平成21年度から実施される特別教育研究事業『超高層大気長期
変動の、全球地上ネット ワーク観測・研究』の推進ですが、上記ALMAプロジェクトに参加した経験を生か
し、センターの職員、関係者の皆様と協力しあって、実りある研究成果を残したいと思います。
 
 
 
                                                                                   (小山 幸伸)